本に載ってない食材の判別方法
書籍『食のパラドックス』にはかなりの情報がまとまっていますが、当然ながら、すべての食材が網羅されているわけではありません。
そして、この書籍以外に、「レクチンフリーかどうか」を知る方法は、極めて限られています。
僕としても、書籍とネット以外で得られる情報を得る手段を持っていないので、「これって大丈夫?」と聞かれても、調べて分かる範囲のことしか答えられないのです・・・
・・・が、そうはいっても、大丈夫な食材が多いに越したことはないので、
僕がやっている
『断言はできないけれど、大丈夫かどうかをざっくり判定する方法』
を、紹介しておきたいと思います。
やり方はカンタンで、
1.食材(原料)の名前を、Wikipediaで検索する
2.分類の欄で、「双子葉」という言葉が含まれているかチェックする
という2ステップ。
もし、分類の欄に「単子葉」という言葉が含まれていたら、残念ながらNG食材の可能性が高いです。
この方法の根拠としては、『食のパラドックス』のp.41~p.42。
「人間の体内微生物は、双子葉植物のレクチンを処理できるよう進化してきた」みたいなことが書いてありますからね。
とはいえ、間接的に単子葉植物のレクチンを含んでいる食材(肉など)が存在したり、
書籍に載っているOKリストの中に単子葉のものが入っていたり、
発酵などの手段でレクチンを無毒化できるケースがあったりするので、あくまでも、「ざっくり判定」ということにはご注意ください!