【実験中】プロテインは安眠サポートアイテムになる、かも
寝つきが悪かったり、睡眠中の食いしばりの原因が、『夜間低血糖』かもしれないと気づいて、
寝る1時間くらい前に無糖のプロテインを飲み始めました。
(無糖のプレーン味を、水に溶かして飲んでいます)(私が飲んでるのはこちら)
先日、今日は要らないかな…と飲まずに布団に入り、眠ろうとしたところ、
異常に足首だけに冷えを感じました。(足先は大丈夫。足首だけが冷たい)
この冷たいままで、入眠は間違いなく無理…!
起き上がってプロテインを飲み、
再度布団に入ったところ…全身が急に温まり出してびっくり。
栄養学の勉強をした時に、「タンパク質を嚥下するとすぐに身体が温まる」ってあったなあ…
え?でも、ホットでもない『常温のプロテイン』を飲んだだけでこんなに即効性が!?
と驚いているうちに眠ってしまいました。
翌日、改めて用語を調べ直しみると、
「タンパク質の『特異動的作用』(別名『食事誘発性熱産生』」
というものでした。
『特異動的作用』(別名『食事誘発性熱産生』)
食べ物を嚥下する(噛んで飲み込み、喉、食道、胃へ送り込むこと)と、消化吸収の活動に伴い、体熱を産み出してエネルギー消費されること。
食後すぐに起こり、1時間後をピークにし数時間に渡り代謝量が増える。
どの程度エネルギー消費するのかは、食べ物の種類によって異なり、タンパク質のみを摂取した場合は摂取エネルギー量のおおよそ30%、
糖質のみを摂取した場合は摂取エネルギー量のおおよそ6%、脂質のみを摂取した場合は摂取エネルギー量のおおよそ4%が消費される。
…ということで、タンパク質がメインのプロテインは、
効率が大変よかったのですね。
それでも温まったことを感じるまで、もう少し時間がかかると思っていたので驚いたのですが、
消化管にある細胞がタンパク質などのペプチドを認識し、これによりホルモン系(消化管ホルモン、インスリン、グルカゴン)が作動するとのことなので、
私が思っているよりもずっと速く身体は反応しているようなのです。
『食事誘発性熱産生』自体は、大雑把に言えば「食べるだけで消費されるカロリーがある」ということで、
ダイエット関連の情報では見かけていました。
また、食べている間に暑くなるのは、普通の食事の時でよくあることだと思うのですが、
「常温のプロテインを飲んで即温まる」、という体験談や情報は探してみても他で見つからなかったので、
これからしばらく自分の体で実験していこうと思います。
『夜間低血糖』とは
下がりすぎた血糖値を上げるために、興奮系ホルモン(アドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールなど)が放出されます。
眠っているのにも関わらず、興奮系ホルモンが出続けることで交感神経が活発になるため、不眠、睡眠の質の低下、悪夢や食いしばり、歯ぎしりなどの原因になるとのこと。
夜間低血糖の予防策として、低GI値の「チーズ」「ナッツ」「卵」などを捕食として勧められていたので、
タンパク質ならばいつも飲んでいるプロテインでもいいかな…と考え、試した次第です。
しかし、プロテインも糖質が多く含まれているような甘いタイプでは、低血糖予防には逆効果です。
商品の成分表をよく見た上で選ぶようにしてくださいねー。
水で割って飲むのも、慣れればスッキリしておいしいですよ。