「自分にとってのワースト3」を把握しよう
レクチンフリー食を始めるにあたって、
最初の難関は、
『「どれが食べて良いもので、どれが食べてはいけないものか」を把握すること』
かと思います。
(2番目の難関は、『「食べちゃいけないことは分かっているけれど、でも食べたい!」問題』でしょうか・・・。)
『OK食材・NG食材リスト』を見るまでもなく、食材というのはとにかく多種多様。
いきなり全部覚えるのはまず無理でしょう。
『食材検索ツール』なるものも公開してはいますが・・・
これまた、いちいち調べるのも面倒くさいわけです。
書籍【食のパラドックス】にも書いてあるとおり、理想は、「とりあえず全部のレクチンを食事から抜いて、自分にとって大丈夫なものを少しずつ試していくこと」なのでしょうが、実際問題、このやり方は、なかなか難しいものがあります。
そこでオススメなのが、
『出現頻度と影響度を元に、『自分にとってのワースト3』を把握しておき、「とりあえずそれ以外は適当でいいや」と、ゆるく始める』
というやり方。
(もちろん、余力があれば『ワースト5』や『ワースト10』のリストを作ってもOKですし、『OK食材・NG食材リスト』をこまめにチェックするのももちろん良いことです。)
参考までに、『あきーの個人的レクチンワースト3』は、以下の通り。
ワースト1:『大豆』
豆腐やもやしなどを始めとして、様々な形で外食での遭遇率が高く、
それでいて体調への影響大なのが、『大豆』。(※あきーの場合)
『大豆』は、あきーの「長年、”健康に良いと思い込んでいたもの”ナンバー1」でもあります。
・・・一時期は吐きそうになっても無理して食べてたのに・・・。
ワースト2:『麦』
大麦、小麦、押し麦・・・全部ひっくるめて、『麦』と付くものは相当数あります。
(派生形で麺類も。)
「どんな形に加工しても『麦』関連のものはダメ」と覚えておくだけでも、かなりのレクチンを避けることができるでしょう。
ちなみに、『麦』は、「長年、”健康に良いと思い込んでいたもの”ナンバー2」です。
・・・麦ご飯とか、むしろ体調が悪いときほど積極的に食べていたのに、無駄どころかマイナスだったなんて・・・切ない。
ワースト3:『コーン』
個人的に地味にダメージが大きいのが『コーン(とうもろこし)』です。
直接的に食べるのはもちろんのこと、
飼料として間接的に摂取する場合も影響を受けるので、肉を買う際にも注意が必要。
とはいえ、たいていの場合、「何を食べて育った肉なのか」は分からないので、「一度食べてみて、ダメージが大きかった肉(店・銘柄)は避ける」というのが妥当なところ。
なお、ワーストのリストに載ったからといって、絶対に食べてはいけないというわけではないです。
「健康に悪いのは分かっているけれど、それでもどうしてもこれだけは食べたい!
食べた後で寝込むのも厭わない!
たとえこれで口内炎ができたとしても後悔しない!」
と、思えるようなものがあれば、(自己責任で)食べるのも「選択肢としてはアリ」ですからね。