半年ぶりに口内炎ができた原因
レクチンフリーを始めてからここ半年、口内炎とは無縁の日々を過ごせていました。
これまで長いこと、1年のうちの3分の1くらいは口内炎ができていたような人生だったので、
半年間口内炎ができないというのは、自分的に、かなりの快挙だったのですが・・・
随分と久しぶりに、某ハンバーガーチェーン店のハンバーガー&ポテトを食べたところ、
その3日後くらいにあっさりと口内炎ができました(^^;
(そして、一度口内炎ができると、完治までに2週間近くかかるという・・・)
まあ・・・口内炎ができることを覚悟の上で食べたので、諦めは付くのですけどね。
口内炎ができているときは、「もう二度とチェーン店のハンバーガーなんて食べるもんか!」と思うのですが(笑)
ひょっとしたら、また半年後か、一年後か、あるいはもっと先に、
またハンバーガーを食べて口内炎に苦しむことがあるかもしれません(^^;
今、多くの企業は、マーケティングに『心理学』を導入していて、
「衝動的に自社の商品を選ばせるにはどうしたら良いか」
というのを、
物凄く研究しています。
そして、「人間の本能を刺激」されると、過去の決意や、表面的な知識なんて、あっさりと吹き飛んでしまいます。
(「食」と「口内炎の痛み」がしっかりと自分の中でリンクすれば、本能レベルで回避できるようになるかもしれません。)
でもまあ、
「健康に良いと(あるいは問題無いと)思い込んでいて、知らず知らずのうちにレクチンを取り込み、原因不明の不調に悩まされる」
というのと、
「レクチンで体調が崩れるということを理解した上で、それでもレクチンを摂取してしまう」
というのは、
後者の方がまだマシなのかな、とも思います。
(次のステップは、「企業の仕掛ける心理テクニックを上手くかわす方法」を身に付けることですかね。
さすがに本ブログのテーマからは外れるので、これに関する記事を書くかどうかは微妙なところですが・・・。)
ところで、『レクチンフリー』に限らず、『食事療法』全般に対して、
「あれもこれも禁止!
とても不自由!
そんなのやりたくない!」
と、
反発する人がいるようですが、個人的には、これはむしろ「逆」だと思っていて。
僕としては、
「健康であることを選んで、レクチンが含まれるものを”食べない”選択してもいい。
あるいは、口内炎ができるのを覚悟で、チェーン店のハンバーガーを食べる選択をしてもいい。」
「レクチンフリーを知ることで、『選択肢』が増えた。
実際にどうするかを選ぶのは自分であり、どちらを選んでも正解」
だと思うのです。
もちろん、治療や、症状の緩和のためには、半強制的に「食べない」ということが必要な場合も多いでしょう。
特に、『依存症』(アルコール依存、糖質依存など)の場合には、
それこそ、麻薬を止めるのと同じくらいのエネルギーを注いで、
「外部からの強制力を用いて止めさせる」ことが必要になるかもしれません。
でも、そうでなくて、
自己判断できるくらいの分別がある「普通の人」であれば、
「自己責任の上で、(健康を損ねる覚悟の上で)暴飲暴食を選んだって構わない」
ですからね。
いちばん切ないのは、
「健康に良いと思い込んで、好きでも無いのにグルテンフリー食などを続けた結果、
レクチンを大量に摂取して、むしろ体調が悪化してしまった」
みたいなケース。
「口内炎にはビタミンBが効くらしい!だから麦飯をたくさん食べて早く口内炎を治そう!」・・・そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。