「レクチンフリーは食費が嵩むか」を考えてみる
先日、
「『レクチンフリー』はお金がかかる」
と家族に反対された方の話を聞きました。
あくまで『ゆる』ですが、レクチンフリー歴を1年超えた私が、
自分の家計を振り返りつつ、この問題を考えてみようと思います。
我が家の場合
私の家計管理は、
毎月定額の生活費(食費+消耗品費)でやりくりしています。
その額に収まればいいので、家計簿などはつけていません。
その生活費ですが…
レクチンフリー前後で、額は変わっていません。
さすがに去年の緊急事態宣言中は増えましたが、それでも数千円止まりで、
宣言解除後は戻りました。
…ということは、私 さまにおいては、
『食費はそれほど大きく変わらない』
のが現状です。
「『食費がかかる』と推測する理由」を推測してみる
- パン、麺類、もやし、豆腐などの、低価格で使い勝手の良い食材がNGだから
- レクチンを避けようとすると、手軽な外食や惣菜を利用しにくくなるから
- 単価の高いタンパク質(肉・魚)の割合が増えるから
我が家の実態
購入量が増えたもの
- 米
- もち
- 米麺(ビーフン、フォー)
- 米粉
- 葉物野菜
- 肉、魚、卵の動物性タンパク質(合計量)
- ローストビーフ、無添加ベーコン、無添加の鮭フレーク
- たこ、いか
- レバー
- お刺身
- ザワークラウト、野沢菜などの発酵食品
- グラスフェッドバター(無塩)
- MCTオイル
購入しなくなった、購入量が激減したもの
- 玄米、発芽玄米
- 雑穀
- パン
- パスタ、うどん
- 小麦粉
- 片栗粉
- シリアル
- ヨーグルト、乳酸菌飲料
- 牛乳
- チーズ
- お菓子、スナック
- 小麦粉、片栗粉
- 豆腐、油揚げ、厚揚げ
- 納豆
- なす、ピーマンなどの夏野菜
- もやし
- スプラウト類
- じゃがいもなどの芋類
- 果物
- コロッケなどのスーパーのお惣菜
- お弁当用冷凍食品
圧倒的に買わなくなったものの方が多いんです。
そしてその多くは、安くて調理も楽で、スーパーやコンビニ、どこでも買えるものなので、
視点を変えると、
買い物に行って気軽に買えるものはNG食材・食品
買えるもの自体が少ない
→購入する商品が少なくなる
肉や魚、卵の消費量は確かに倍増しているのですが、
消費量が多いということは、大きいサイズや個数を多く買うことになる
→まとめ買いになるので単価が下がる
…ということになり、
1回の購入金額、月の食費の合計、それぞれにおいて
ほぼ変わらない(あっても微増)という結果になっているようです。
どちらかというとレクチンフリー前は、
手軽ゆえに「余計なものを買っていた」のかもしれません…
外食やカフェも、レクチンフリーを考えると
「NGが多くて選ぶのが面倒だから行かない」になりがちなので、外ご飯にかかる頻度が減り、
合計額は下がります。
ファーストフードではほとんど小麦を使う分、OKなものが極めて少ないのもあり、
どうしても食べたいメニューや、休憩場所として利用する場合を除いて、
「テイクアウトするならローストビーフ買って家で食べたほうが安いな」みたいな思考にもなります。
「もしレクチンフリーにして食費が跳ね上がるとすれば」〜さまの仮説
食費が変動するのは、
レクチンフリーに限らず、現状の食生活を根本から大きく変える場合 ではないか?
例)
・レクチンフリーを機に、全部の食材をオーガニックやグラスフェッドなどに変えた人
・これまで、食材や食事選びでの重要視するポイントが『値段の安さ』だった人
→逆に、毎食を外食にしていた人が自炊メインに切り替えるのであれば、
食費が激減する可能性もありますね!
まず一ヶ月試してみては
実践するのが一番手っ取り早いので、
お試しでの『一ヶ月ゆるレクチンフリー生活』を提案します。
ある程度まとまった期間やっていれば、
経済的な面だけではなく、生活面、仕事との兼ね合い、体調の変化も
それぞれ体感することができますからね。
「絶対やめるの無理」と思うような小麦製品や夏野菜、乳製品も、
しばらく控えてみることで、お通じや肌の変化にも表れてきますからね。
食生活は一生続くものですし、体質や相性は本当にひとそれぞれなので、
いきなり正解や結論を出そうとせずに、
時間をかけて試行錯誤しながら、自分のベター、ベストを見つけていきましょう!